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「イタリアブランドは、日本人が求めるディテールにも真摯に対応してくれるんです」

── UNITED ARROWS バイヤー 小林由佳さん

UNITED ARROWS バイヤー 小林由佳さん
ショップスタッフを経て、念願のバイヤーに。現在3年目。シューズやバッグ、グローブ、ストール、ヘアアクセといった幅広い雑貨のバイイングを担当している。

イタリアといえばレザーが強いイメージですが、小林さんが担当されている雑貨もレザー製はイタリアが多いのでしょうか?

小林由佳さん(以下、小林さん)本当にイタリアはレザーがいいですよね。クオリティも非常に高いので、UNITED ARROWSでもいろいろなアイテムを展開しています。特にシューズは多いですかね。

イタリアブランドのバイイングは現地で行うのですか? それとも日本でしょうか?

小林さん主に日本ですね。日本にエージェントがあるブランドも多いので。ただ、本国のプレゼンテーションは、ブランドのオフィスやショールームの空気感も込みでの世界観を感じることができるので、日本で見るのとはまた違うものに感じます。ブランドをより深く知る意味でも、現地で見る機会がいただけたら、ぜひ行きたいですね。

UNITED ARROWS バイヤー 小林由佳さん

小林さんはMODA ITALIAにもお越しいただいているそうですね。

小林さん毎年2月は必ず伺っています。それは秋冬に必ず買い付けているグローブブランドがあるからです。ナポリの老舗「ガーラグローブ」なのですが、長くお付き合いをさせていただいています。2025年秋冬はグローブがトレンドでもあったので、定番に加えてカラフルなアイテムなどもバイイングしました。寒くなるのも比較的早かったので、すごく動きもよかったですね。

他には気になったブランドはありましたか?

小林さん素敵だな、と感じたバッグブランドがありましたが、コミュニケーション面で少しハードルがありまして。日本人スタッフの方もいらっしゃいましたが、ブランドの深いところまでは把握していなかったので、そのときは資料をいただいただけになってしまいました。ブランドのストーリーをはじめ、本国での立ち位置、どういったショップで展開しているかまで知ることができたらよかったんですが。

それはMODA ITALIAの今後の課題でもありますね。バイイングをする際、モノづくりの背景などもチェックされているとは知りませんでした。

小林さん初めましてのブランドは特に知りたいですね。ブランドのストーリーやモノづくりの背景を知り、UNITED ARROWSとの親和性を見つけられたりすると、バイイングにつながりますから。思い入れもグッと強くなるので、私はそういったプロセスも大切にしていきたいと思っています。

UNITED ARROWS バイヤー 小林由佳さん

素敵ですね。小林さんがバイイングで意識していることなどがあれば教えてください。

小林さんお客様の顔が思い浮かぶかどうかという感覚は大切にしています。UNITED ARROWSにいらっしゃるお客様のコーディネートやワードローブにあったら素敵だな、と想像ができないモノはリアルではないので。ショップスタッフの経験も長いので、そういった現場の目線も大切にしていますね。

小林さんが思う、イタリアブランドの魅力とは?

小林さんクオリティが高いのはもちろんですが、私たちのリクエストにも真摯に応えてくれるところでしょうか。たとえば、日本のお客様がバッグを選ぶ際、ストラップが付属しているか、内ポケットが設置されているかなどのディテールも細かくチェックされます。日本との付き合いが長いイタリアブランドが多いというのもあるかもしれませんが、そういった細かなニーズも汲み取ってフレキシブルに対応してくれるところも大きな魅力だと思っています。

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