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「新しいブランドを積極的に取り入れて、お客様にワクワク感を提供し続けたい」

── URBAN RESEARCH クリエイティブ・ディレクター 村手謙介さん

URBAN RESEARCH クリエイティブ・ディレクター 村手謙介さん
URBAN RESEARCHクリエイティブ・ディレクターに加え、YES GOOD MARKETディレクター、URBS(URBAN RESEARCH BUYERS SELECT)ディレクター。YES GOOD MARKETでは出店者選定をはじめとする運営全般に携わっている。

URBAN RESEARCHのメンズでは、これまでイタリアブランドは取り扱ってきたのでしょうか?

村手謙介さん(以下、村手さん)最近はご無沙汰でしたが、昔はいろいろと取り扱っていました。イタリアへもよく行っていて、フィレンツェから入って、その後にミラノ、そこから車でコモ湖に行ったりと、本当に精力的にまわっていましたね。ストールとかニットとか、イタリアならではのアイテムを求めてという感じでしたね。昔はイタリア製のオリジナルニットも作っていたので。

オリジナルニットをイタリアで作っていたとは知らなかったです。イタリアブランドはどのような印象を持っていますか?

村手さんやっぱり伝統的でクラフトマンがあるところでしょうか。レザーを含めた素材もすごくいいですし、他国とは違うよさがありますよね。日本のお客様にとって、メイド・イン・イタリーというのは価値も高いですから。

URBAN RESEARCH クリエイティブ・ディレクター 村手謙介さん

最近は為替の問題もあり、消費者の目もシビアになっている気がします。それは村手さんも感じますか?

村手さんもちろん感じます。ただ、今の日本の市場は割と混沌としているので、プライスは高くても海外のインポートをバイイングしたいとも思っています。それはお客様も同じようで、為替の影響はありつつ、価値あるものにはちゃんとお金を出して買おうという流れになってきています。だから今年の6月に、7年ぶりにパリに行ったんです。

7年ぶりだといろいろと変わってそうですね。

村手さん一番驚いたのはパリの暑さと物価の高さですが(笑)、メンズのファッションウィークは世界各国のブランドがパリに集結していました。もちろんイタリアブランドもパリでいくつか買い付けましたよ。

差し支えない程度に、どんなアイテムをバイイングしたか知りたいです。

村手さんバッグや古着をリメイクしたアイテムを展開しているイタリアブランドで、連れて行ったバイヤーも元々仕入れたかったらしいです。イタリアはリメイクやミリタリーが強い印象がありますね。

URBAN RESEARCH クリエイティブ・ディレクター 村手謙介さん

海外ブランドをバイイングする際にこだわっていることなどはありますか?

村手さん必ずチェックするのは価格ですね。やっぱりモノと価格のバランスが合っていることが重要ですから。日本ならだいたいこのくらいの価格帯だけど、インポートはこのくらいの価格帯になる。それだけの価値はあるのかというのも考えますよね。最近は情報が自由に得られる時代なので、みんな自分で調べられるじゃないですか。AIも進化しているので、相場もわかってしまう。だからこそ価格はシビアに見ますね。

新しいブランドも積極的にバイイングしていますか? その理由も併せて教えてください。

村手さんすごく名前が売れているブランドに対して、商売として売り上げが立つということも重要だと思います。その一方で私たちのようなセレクトショップは、毎年同じブランドだけをバイイングするというのはお客様に対して失礼かなって。新しいブランドやアイテムを手にするワクワク感を出していかないといけない。特にフィジカルな店はそれが醍醐味でもあるので、たとえ無名でもブランドとして芯があったり、価格とクオリティのバランスが合っていたりすれば、積極的にバイイングするようにしています。

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